11月となり、今年もあと2か月。1年というのは早いものです。
今回も皆様から寄せられるご質問の中でも特に多く頂戴する事項についてお話しします。
前回、KLA型の型式について解説しました。その際、最後に型式テンプレートを
KLA-サイズA~D-指示線A~C
(M〇)と紹介しました。
「あれ?今から出そうとしている見積りアルファベットがもう一つあるぞ?」
と困っている方、いらっしゃると思います。
例えば:KLA-100A-A-R-M10 のような形です。
このRは何なのか。というのが質問頂いている内容です。
KLA型やKLPC型など、フロートの入っている製品でRやB、Wなどのアルファベットが記載されていることがあります。
B:フロート黒(標準品) R:フロート赤 W:フロートナシ
という意味で使用されているようですが、弊社の正式な型式ではありません。
色で言いますと、オイルキャップKRM-AシリーズにもBやRの表記が散見されます。
KRMシリーズには標準で赤・黒の2色があります。もう語らなくてもおわかりでしょうが、
B=黒 R=赤を表しているようです。
なお、正式な型式例は KRM-A2
赤 となります。
他では、KLPCやKLPD型など本体小型がある製品にはsが記載されていることがあります。
例を挙げると
KLPD-150-M10-sのような型式です。s=本体小型を表しています。
こちらも弊社での正式な型式ではなく、KLPD-150型(M10) 本体小型と表記するのが本来の型式です。
ではどこからこの表記が出現したのかと言いますと、とあるECサイト様がわかりやすくするために、独自でつけられた型式のようです。その結果、弊社の正式な型式と同様に認知されていっているようです。流石ネット社会。有難いことに、こうしたECサイト様に掲載されることによって、弊社の認知度も上がり、より多くのお客様に弊社製品をご利用いただいていますが、一方で型式についての質問も増えていることも事実です。型式がわからない時はここの内容を思い出して頂ければ幸いです。
本日はここまでです。ありがとうございました。
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